ケトルベルは危険?腰痛やぎっくり腰(急性腰痛)の原因と回復方法
ぎっくり腰の原因 ケトルベルの重さに体が引っ張られた
- 左 ぎっくり腰になったフォーム
- 右 ぎっくり腰にならなかったフォーム
重さに負けてしまってます。
この日は普段のケトルベルトレーニングとは違い、16kgのケトルベルをダブルでスイング、クリーン、プッシュプレスしました。
今まで16kgシングルでトレーニングを行っていたので、いきなり倍になったわけです。
でもトレーニングの感覚には慣れていたので、16kgダブルになっても動きを普段通りにしていたのです。
これが間違いでした。
いつもの倍以上の重さに挑戦しているのですから、普段以上に慎重にトレーニングを行うべきだったのです。
Kettlebell double clean and pressを連続でやってしまい、2回目の上げる時点でバテてていて、降ろすときにショルダーポジションでクッションを入れるのが弱く、ケトルベルを置くときに反動で上半身を前に持っていかれました。
とはいえ、ギクっときた直後はまだ動き回れて「まさかぎっくり腰?!」って感じで疑いながら、プッシュアップしてみたりして身体動くか確認していました。
トレーニング後にも、椅子に座ってパソコンで作業をしていました。
でも30分ぐらいでやっぱり腰が痛くて横になりました。
ここからだんだん腰の痛みが増してくるようになりました。
ぎっくり腰って、ギクっとなった瞬間に倒れて動けなくなるのかと思っていたら、私の場合は痛みがジワジワ大きくなっていきました。
2日目に動くのも困難な状態になりました。
ぎっくり腰でも動いた方が早く治るのか?
ぎっくり腰について治す方法をネットで調べてみると「動いた方が早く治る」という情報をたくさんみかけました。
どんどん痛みが増す状態だったので、「動くなんて無理!!」
動けるならぎっくり腰じゃないんじゃ?!なんて思いながら情報を漁っていました。
私の考えですが、痛いなら絶対安静ですね。
動かそうと思っても動かすと激痛が走る状態でしたから。
それでもトイレに行ったりご飯を食べたりするときに、体がどこまで動くかを試しながら動ける範囲で動きました。
背中の炎症が治るまでは3日間〜5日間は安静にして、その後にストレッチとかリハビリを行うのが、早期回復・再発防止にいいのだろうと思います。
ぎっくり腰の期間 「療養日記」
ぎっくり腰の炎症が治る期間の目安は3日間ぎっくり腰が治るまで、よく3日間は動けないといわれますが本当でした。
3日間はいつ来るかわからない激痛との戦い
ちょっと体を動かずだけでピキッ!!っと激痛が走りました。
電気椅子です
拷問です。
横になっていても痛みと恐怖で眠りが浅いし、ストレスで苦しかったです。
ぎっくり腰になった日よりも2日目の方が痛みが酷かったです。
座っていても寝ていても突然来る痛みで悲鳴をあげるほどでした。
寝るのも必死で痛くないように、無意識のうちに体が硬直した状態で寝ているためか、目覚めてから起き上がるまでが非常に大変で体が超痛い状態でした。
古くて錆びた重いドアをギギギギギギギギギ、、っとこじ開けるような恐怖がありました。
でもがんばって起きてトイレに行かないと漏らしてしまうので必死でトイレに行くわけです。
ベッドで寝たきりなのも辛いので、痛くてもときどき姿勢を変えながら筋肉をほぐしたり、前もってトイレに行くようにしていました。
腰をねじる動作をしなければスクワットすることもできました。
3日目の朝もまだ腰の痛みがありました
さらに悪くなっているとさえ感じました。
必死の思いでトイレに行ってバターコーヒーを飲んでいました。
座ってごはんを食べるのも辛い状態なので、1日目と2日目の食事はマッスルデリ1食とコーンスープだけで過ごしました。
3日目の夜に腰の痛みが劇的に軽くなりました!
日中はコンビニまで歩いて行けるようになっていました。
痛みが和らいできたら、できるだけ体を動かす方がよいようです。
椎間板周辺の炎症の痛みなのか、筋肉が固まった痛みなのかを感覚的に把握して、身体の可動域を広げることが大事です。
腰痛から5日目は軽めのケトルベルトレーニングができるようになりました
やはりケトルベルトレーニングは楽しいです。
この楽しさを続けるためにもスイング系だけじゃなく、筋力アップの地味な基礎トレーニングもやっていこうと思います。
ぎっくり腰で湿布は効果的?
湿布を貼ってみました。
そこそこ効果はあるように感じました。
私自身、普段から筋肉痛にアロマテラピーを使っているので、ペパーミント、オレガノ、ディープブルーを使って痛みを飛ばしていました。
ハッカ系・メントール系のオイルには痛みを柔和させる作用があります。
ぎっくり腰でロキソニンは効果的?
ロキソニンがあったので飲んでみました。
効果はあまり感じませんでした。
ぎっくり腰にサポーター(コルセット)は効果的?
ウエイトしている人はスポーツ用ベルトをよくしていますね。
あれはやはり腰痛予防のためなんですね。
ベッドで寝ながらAmazonを検索していて、評価もいいしなにしろ1280円という安さで試しに腰用サポーターを購入してみました。
トレーニング開始しても、しばらくは腰を守っておきたいですし。
ということで、ポチッと!
腰は痛いが財布は痛まない値段に感謝!
注文して翌日には届きました。
実際に巻いてみると見た目は痛々しい感じですが、腰は物理的に楽だし安心感があります
ブログ書くのにデスクワークで腰に負担がかかるし、とりあえずすぐに買ってよかったです。
ケトルベルで腰痛改善
ケトルベルトレーニングを行うと、体幹を強化できて腰痛予防になるはずが、筋力に見合わない重さでトレーニングしてしまったことによって、ぎっくり腰を起こしてしまいました。
重さ選びは大切ですね。
今回、人生初ぎっくり腰を体験して改めていろいろ気がついたことがありました。
普通に身体が動くって本当に幸せです!!
やったーって感じです!!
もっと体幹強化します!
フォームが悪いと体を壊してしまう恐れがある。
正しいフォームでケトルベルスイングを行えば効果的に体を鍛えることができる。
正しいフォームを覚えれば長時間のトレーニングができるようになる。
初心者がはじめからキレイなフォームでケトルベルスイングができないのは当たり前だと思います。
焦らずに常にフォームを改善するように心がけましょう。
私も常にそうしています。