
「牛乳は体に悪い」なんてことが一部で言われている。
また「豆乳は筋肉に悪い」なんてこともいわれている。
調べてまとめてみました。
牛乳は体に悪い?

まず牛乳について。
牛乳はたんぱく質やカルシウムが取れることが知られていたが、飲み過ぎるとコレステロールや中性脂肪を増やし糖尿病や肥満などの生活習慣病になりやすいことがわかってきた。
哺乳類の成長にとって、母体から出るおっぱいは栄養満点で赤ちゃんの頃はそれだけで体が育つ。
しかし市販されている牛乳はそれとは別物。
牛乳製品には本来の乳の栄養価ほどはなく、加熱する工程で栄養が破壊されており健康面での効果はないともいわれている。
もともと日本人は牛乳を飲む習慣がなかったために、牛乳を飲まなくなる人も増えている。
個人的には牛乳を飲むのをやめている。
その代用として健康志向の人の中で流行りだしたのが豆乳です。
豆乳は筋肉に悪い?

大豆は植物性タンパク質の代表だ。
動物性たんぱく質ばかり摂るのではなく植物性たんぱく質を意識して取った方がいい。
かといって現代は食事の西洋化が進んでおり、チキン・豚・牛肉などの動物性たんぱく質中心になりがち。
日本は本来、豆腐や大豆などの植物からたんぱく質を摂る生活をしており、お肉を食べるのは滅多にない、お肉は贅沢な食べ物だった。
それでも昔の人は健康だった。
健康ブームで和食が見直されるようになった。
味噌・納豆・豆腐などは健康面でバランスが良く食生活の改善になる。
豆乳の栄養価
大豆たんぱく質
大豆たんぱく質は牛乳に比べて体への吸収が早く消化も良いのです。 そのため早く満腹感が得られます。
大豆イソフラボン
大豆の胚芽に含まれている植物性化合物でポリフェノールの一種である大豆イソフラボン は女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることがわかっています。
乳がん予防や骨粗しょう症予防にもいいと言われています。
サポニン
サポニンは血液中のコレステロールや中性脂肪などの血液中の余分な脂質を流すはたらきをするので肥満予防によいといわれています。
レシチン
レシチンは細胞に不具合がないように細胞膜がきれいに再生する働きをします。
コレステロールを乳化して肝臓へ運び排出させるため、まさにダイエット向きといえます。
神経伝達物質を生成し脳を活性化する働きもあります。
オリゴ糖
豆乳には大豆由来のオリゴ糖も含まれます。
ビフィズス菌や乳酸菌の栄養源となり、腸内環境を整え便通をよくします。
これもダイエット向きですね。
フィチン酸
フィチン酸は抗酸化作用があり活性酵素から守ってくれる働きがあるため、筋トレ向けといえます。
ビタミンB群
ビタミンB群は脳や神経の働きを正常に保ちます。
筋肉・皮膚・髪などを作るときにも使われるので、タンパク質とともにバランスよく摂ることが必須です。
ビタミンB不足だとせっかく摂ったたんぱく質が無駄になりかねません。
ビタミンE
ビタミンEには抗酸化作用があり血行を良くする働きがあります。
参考
》豆乳の栄養素(タンパク質・カルシウム等)について解説!牛乳と豆乳の違いも紹介
無調整豆乳と調整豆乳どっちがいい?
豆乳には主に「無調整豆乳」と「調整豆乳」の2種類ある。
無調整豆乳
無調整豆乳は豆乳に水以外のものを加えていない。
味は豆乳っぽさが残り少し飲みにくい感じがする。
調整豆乳
調整豆乳は豆乳に砂糖、塩、油脂、香料などが加えられており飲みやすい。
健康面を考えると砂糖が入っている時点で台無し。
ダイエットにも不向きといえる。


無調整豆乳は栄養豊富でコレステロールもゼロ。
無調整豆乳は飲みにくいけど美味しいソイプロテインと混ぜて飲んでいる。
おいしくなるし栄養分もさらに摂れるのでおすすめ。
まとめ
健康面のリスクを考えると牛乳より豆乳。
豆乳の中でも調整豆乳よりは無調整豆乳一択。
豆乳の若干の飲み辛さはプロテインに混ぜるなどすれば超おいしくなる。