肥満改善薬『アライ』はやせる?副作用・危険性やデメリットまとめ
肥満改善薬『アライ』が大正製薬から発売
厚生労働省が認可した”肥満改善の”飲み薬『アライ』が発売されるようです。
海外では販売済みで国内で発売されるのは初めて。
厚生労働省の専門家部会が28日に行われ、大正製薬が申請していた“肥満の改善を助ける”飲み薬の製造・販売が了承された。薬剤師がいる薬局で販売できるようになる。
アライ(Alli)の成分はオリスタットであるということ。
肥満改善薬『アライ』の服用方法
その肥満改善の飲み薬の名前は「アライ」。
食事によって摂取した脂肪を吸収しにくくする効果があるとされている。1日3回、食事中から食後1時間以内に服用し、運動や低カロリーな食事と組み合わせて使うという。
1日3回、食事中から食後1時間以内に服用すると効果がいいらしい。
運動や低カロリーの食事管理も行う。
薬だけで痩せるわけではないので注意が必要。
肥満改善薬『アライ』の販売方法
【対象】
・18歳以上
・男性:腹囲が85センチ以上 女性:腹囲90センチ以上の人
※高血圧などの基礎疾患がある人や、妊娠している人は使用できないさらに、購入する際は、薬剤師が対面で情報提供・指導を行うことが義務付けられるため、オンラインで購入することはできない。
対象は18歳以上で、以前に肥満以外で基礎疾患がない人。
妊娠している人は使用できない。
オンライン販売はなく、薬剤師が対面で販売する形となる。
肥満改善薬『アライ』の効果
海外で行われた臨床試験のデータでは、有効成分が入っていない偽薬と「アライ」を比較すると、偽薬の人は1年後に平均2.3キロ減ったの対し、「アライ」を使った人は、その2倍以上の平均4.8キロ減ったという。
「アライ」は既にアメリカやヨーロッパなど70カ国以上で、医師の処方箋なしで販売されている。
一年比較実験を行った結果、偽薬(プラセボ効果の比較だと思われる)とアライを使った場合では、2倍以上4.8キロ減るという結果が出た。
確かに効果はあるようですが、実はこの薬、副作用がひどいようです。
肥満改善薬『アライ』の副作用
アライに含まれる成分で油の吸収を阻害して腸に食べた油が送られるので、下痢、軟便、おならをしたら油が出る(身が出る)という強烈な副作用を伴うようです。
便に食べた脂が混じるためにおむつをする人もいるのだとか。
食べた脂質がほぼそのまま便と一緒に出るようなので、生活上かなり支障をきたす人が多そうです。
脂をブロックする薬なので炭水化物や糖質をたくさん摂る人にはあまり効果がないそうです。
高須幹弥先生の最新のご意見も参考にしてください。
やはり弁害がきつそうですね・・・
まとめ
肥満改善薬『アライ』は脂質の吸収を阻害する薬なので、脂質不足が起きることが予想できます。
肥満じゃない人が体重を落としたいだけの理由で使うと脂質不足で肌がボロボロ、カサカサになるとかホルモンバランスが崩れるとかのデメリットも考えられます。
「油を吸収しないから何を食べてもいい」というのは完全に間違った認識で、食生活で脂質を減らすべきなのは当然です。
結論、脂質減らせば痩せる。
普段の食生活に肥満の原因があるので食生活の改善は必須。