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ケトルベルに効果なし?痩せるにはおすすめだけど筋肉つけるには不向きな理由

ケトルベルは効果なし?ケトルベルでは筋肥大しないのか?
ケトルベルトレーニングは体を引き締めるにはおすすめだけだと筋肉はつきにくい。


1番目の写真はケトルベルトレーニングだけ行っていた頃の写真です。
ケトルベルで脂肪が落ちてうっすらと筋肉はつきました。
ベンチプレスを行うと大胸筋がつくようになりました。
ベンチプレスでは扱う重量も重いし、大胸筋に刺激を与えるトレーニングなので大胸筋がつきやすいのです。
ケトルベルは回数を行うトレーニングに向いている
ケトルベルは基本的に短時間で高回数運動を行うトレーニングに向いています。
重い重量で10回で筋肉を限界まで追い込むトレーニングには不向きです。
重いケトルベルは非常に高額になるので、筋肥大のためだけに重いケトルベルをわざわざ購入するのはおすすめしません。

ケトルベルで筋肉を鍛えることはできるが、より効率的に鍛えるならベンチプレスなどほかのトレーニング方法の方がおすすめです。
ケトルベルの重量を上げすぎると怪我のリスクも高まる
筋肥大を目的にケトルベルを行う場合、重量を重くするのですが、重量が重くなるにつれ怪我のリスクも高くなります。
フォームが崩れた時の腰や肩への衝撃で筋肉を痛める原因にもなります。



ケトルベルは体幹を鍛えたり心肺機能をアップさせる目的で行うのがおすすめです。
ベンチプレスやケーブルマシンの場合、より安全に筋肉を鍛えることができます。
ケトルベルは脂肪を落とすのに向いているが筋肉はつきにくい
ケトルベルスイングは反動を使って運動するため、体全身の筋肉をある程度鍛えて脂肪も燃焼させることができます。
インナーマッスル・体幹を鍛えるには適していますが、筋肉増強には向いていません。
ケトルベルで筋肥大させるにはスイング系のトレーニングより筋肥大に効果的なコアトレーニングを行う必要があります。
ケトルベルトレーニングで筋肥大するにはやり方次第




ケトルベルについてネットで調べていると『ケトルベルトレーニングで筋肥大できない』とか『ケトルベルトレーニングで筋肥大できる』とか、まったく違う情報が出てきます。
これは私自身その通りだと思います。
筋肥大するもしないもやり方次第なのです。
ケトルベルには主に2種類の方法があり、ひとつは『ハードスタイル』もうひとつは『スポーツスタイル』があります。
ケトルベルは筋トレと有酸素運動を同時に行うトレーニングなので、運動する時間やインターバルなどで筋肉にアプローチする効果が若干変わってきます。


『ハードスタイル』と『スポーツスタイル』の違い
ハードスタイル | ハードスタイルはできるだけ高重量で回数は10回とか20回とかの短いセットで数ラウンド行います。 筋トレ要素が強く、筋力アップや心肺機能アップができます。 |
スポーツスタイル (競技スタイル) | スポーツスタイルはできるだけ高重量でできるだけ高回数行うスタイルのケトルベルです。 ケトルベルの競技が行われているのはこちらのスタイルです。 長時間行うので有酸素運動の要素が強くなり、どうしても筋肉が落ちやすいです。 できるだけ体に負担をかけないスムーズなフォームをとります。 アスリートタイプのシャープな筋肉をつけたい人向けです。 |
ハードスタイルもスポーツスタイルも同じようにきついトレーニングなのですが、スポーツスタイルの方がより過酷なトレーニングになります。
ランニングでいうと、短距離走とマラソンの違いがある感覚と同じです。
ケトルベルをやっている人の体つきは次の記事にまとめていますので参考にしてください。


ケトルベルとウエイトトレーニングではどっちが筋肥大する?




1枚目の写真はケトルベルだけやっていた頃の私の体つきです。
2枚目はベンチプレスでトレーニングして体つきです。
ベンチプレスを行った方があきらかに大胸筋が育っているのがわかると思います。
私は有酸素運動も行いますし食も細い方なので、体つき自体細めなのでゴリゴリ筋肥大するような感じではありませんが、それでも上半身はガッチリしてきました。



海外のトレーニーは実はケトルベルだけでなく、ケトルベルとウェイトトレーニングを両方やっている人も多いです。
日本と他国のトレーニング文化を感じてしまいます。
ケトルベルでも筋肥大はできるが、ウェイトトレーニングはさらに筋肥大ができる。
このあたりの違いを把握していれば、あなたのトレーニングスタイルが確立してくると思います。
趣味で体を鍛えるなら、体つきにこだわらず健康維持目的で好きなトレーニングをやるのが一番だと思います。



ちなみに私はハードスタイルでトレーニングしています。


ケトルベルで筋肉をつけるにはコアトレーニングがおすすめ
筋肥大にはコアトレーニング、筋トレ系のケトルベル種目がおすすめ。
- ベントオーバーロウ 上腕三頭筋
- フロアプレス 大胸筋
- ゴブレットスクワット 脚
ケトルベルにも筋肥大向けのトレーニングはあります。
ベントオーバーロウで上腕三頭筋などを鍛えることができます。
フロアプレスならベンチプレスのように大胸筋に効かせたトレーニングができます。
ゴブレットスクワットで脚の筋肉を鍛えることができます。
ケトルベルは効果なし?デメリットまとめ
ケトルベルは体を引き締めたり体幹や心肺機能の向上には向いているが筋肥大向きではない。
ケトルベルは反動を使ったトレーニングが中心なので、筋肉をつける目的ならベンチプレスやケーブルマシンなどでバルクアップしてみましょう。
もちろんトレーニング後のプロテイン補給も忘れずに行いましょう。