プロテインは体に悪い?肌荒れの原因になる避けたい植物油脂(トランス脂肪酸)
プロテインが肌荒れの原因になる理由
タンパク質を摂ると筋肉育成以外にも肌質や髪質の向上も期待できます。
ではなぜプロテインで肌荒れが起こる場合があるのか?
植物油脂、トランス脂肪酸が肌荒れの原因に
カップ麺やポテチなんかを頻繁に食べていた頃は肌荒れがずっとありました。
筋トレダイエットをするようになって、だんだんジャンクフードを食べなくなったら肌荒れしなくなりました。
ジャンクフードにはたくさん砂糖や食物油脂が使われています。
植物油脂はにはトランス脂肪酸が含まれており、これが肌荒れを起こす原因といわれています。マーガリンやショートニングを作る際に発生します。
乳製品や肉にも含まれています。
トランス脂肪酸は、脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じます。また、天然でも、牛などの反すう動物に由来する乳製品や肉に含まれています。
トランス脂肪酸に関するQ&A – 厚生労働省
トランス脂肪酸の使用禁止国はある?
海外ではトランス脂肪酸を使用禁止している国もあります。
トランス脂肪酸の含有量を制限している国・地域はデンマーク、スイス、ニューヨーク市など。 たとえば、デンマークでは、食品中のトランス脂肪について、最終製品に含まれる油脂100 g当たり2gを超えてはならないとする規則を設けています。
「海外ではマーガリン禁止!?」のウソ・ホント~トランス脂肪酸のまとめ
アメリカや韓国など、トランス脂肪酸の使用表示を義務付けている国もあります。
トランス脂肪酸について表示の義務付けを行っている国は米国や韓国などです。
「海外ではマーガリン禁止!?」のウソ・ホント~トランス脂肪酸のまとめ
米国の場合、栄養表示の義務付けの中で、脂肪全体、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、コレステロールを表示します。トランス脂肪酸含有量が1サービング(1食分)あたり0.5mg未満であれば、「ゼロ」と表示できます。
米国人のトランス脂肪酸摂取量は、2003年(表示義務付け発表時)の1日4.6gから2012年には1日約1.3gに減少したとしています。
プロテインに含まれる油脂が肌荒れの原因?
話をプロテインに戻そう。
一部のプロテインには油脂が追加されている場合があります。
メリットとしては味わいが良くなることがあげられます。
野菜などにオイルドレッシングをかけると食べやすくなるのを想像してもらえるとわかると思います。
プロテインには『植物油脂』『油脂調整粉末』という表記の原材料で油脂が添加されているものがあります。
もしプロテインを飲みつづけて肌荒れが起きるようなら、油脂が使われていないプロテインを選びましょう。
ウルトラプロテイン紫芋の原材料
原材料 | 乳清タンパク(アメリカ製造、イギリス製造)、粉末紫さつまいも、油脂調整粉末 甘味料(ステビア)、ビタミンC、香料、乳化剤、ナイアシン、抽出ビタミンE、パントテン酸カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12(一部に乳成分、大豆を含む) |
内容量 | 1食(30g当たり) |
カロリー | 118kcal |
たんぱく質 | 23.44g |
脂質 | 1.29g |
炭水化物 | 3.11g(糖質2.98g・食物繊維0.13g) |
食塩相当量 | 0.1g |
ビタミン類 | ビタミンC 19.3mg、ナイアシン 4.68mg、ビタミンE 2.25mg、パントテン酸カルシウム 2.07mg ビタミンB1 0.45mg、ビタミンB2 0.48mg、ビタミンB6 0.45mg、ビタミンA 0.22mg 葉酸 84μg、ビタミンD 2.16mg、ビタミンB12 0.9μg |
ウルトラプロテインでも油脂を使ってないものがあります。
ザバス ホエイプロテイン100 ココア味の原材料
内容量 | 2200g |
原材料 | 乳清たんぱく(外国製造)、ココアパウダー、植物油脂、デキストリン、食塩/乳化剤、香料、V.C、増粘剤(プルラン)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、V.B2、V.B6、V.B1、ナイアシン、V.D、(一部に乳成分・大豆を含む) |
栄養成分表示 | 28g当たり |
カロリー | 1110kcal |
たんぱく質 | 20.0g |
脂質 | 1.9g |
炭水化物 | 3.3g |
食塩相当量 | 0.18~0.57g |
プロテインで有名なザバスも植物油脂を使っています。
肌荒れを防ぐには?
肌荒れを防ぐには普段から油脂の摂取を控えましょう。
普段油脂を摂りすぎている人が毎日プロテインを飲み続けると、脂質の摂取が過剰になります。
肌荒れを起こしたり頭皮がベタつくなどの違和感が出るケースも考えられます。
揚げ物やジャンクフード、お菓子には植物油脂が多く含んだものがあるので、原材料をチェックして油脂が多いものは食べないようにしましょう。
それだけでも減量につながることもあります。
ジャンクフードを食べないだけでもダイエットにつながりますよ。
それでもプロテインを飲んで肌荒れを起こす場合は、油脂を含まないプロテインを飲むようにしましょう。
プロテインバーにはプロテンパウダーの何倍も植物油脂が使われているので気を付けましょう。
プロテインバーは砂糖や油脂が多く含まれていてカロリーも高いので、食べすぎないようにしています。
ウルトラプロテインは体に悪い?
ウルトラプロテインは、『人工甘味料不使用』『着色料不使用』『保存料不使用』の大変おすすめなプロテインですが、美味しさを出すために『油脂調整粉末』を使っている場合もあります。
普通は特に気にする必要はないですが、油脂に敏感な人は避けましょう。