【週刊文春】ナッシュ社長が暴言?「デブは採用しない」企業イメージダウンか?
ナッシュ「デブは採用しない」ブランドイメージに大きなダメージか?
ナッシュは「社会全体を健康に。」をテーマにしている会社のはずだが、この会社自体が問題があるかもしれないのだ。
ナッシュはテレビCMも流している宅配弁当業界では成功している企業だ。
週刊文春のスクープで、宅配弁当ナッシュの代表取締役、田中智也社長の言動が社内で問題になっていたようだ。
田中智也社長の右腕に当たる会社のNo2のポジションのA氏が「デブは採用しない」と社内チャットに共有していたことが発覚したのだ。
〈今後の新規採用においては、マーケの内規としてデブの人は採用しないようにしましょう〉
〈仕事できない確率が高いと考えており、かつ、権利主張が激しく、ナッシュと相性悪く双方不幸せな結果になると思ってます〉
Yahoo!ニュース
男性社員が呆れる。
太りすぎに悩む人をターゲットにしている会社が、太っている人を差別的に見ているのは、ビジネス的にマイナスイメージだろう。
ダイエットを売りにしている会社なので、社員が太っているとマイナスイメージになることはあるだろう。
しかし仕事ができないとかは偏見であり差別的です。
仕事が忙しくストレスで過食に走っている可能性もある。
やる気がある人なら採用して可能な限りダイエットさせてみる方法もあるだろうと思う。
差別的であるのは問題だけど、さらに問題なのは会社として社外秘の情報が漏れてることだ。
社員が不満を抱えているのではないかと疑ってしまう。
文春スクープになったのは社員のリークが発端のようです。
週刊文春の記事を読んで確認してみると、休職した女性社員のことを社員がいる前で非常識で辛辣な言葉を発言していたようだ。(詳しくは文春にて)
ナッシュはブラック企業?
文春によると、ナッシュは労働時間が長く退職者も多いという。
従業員数は140人ほどで、3月から8月までで68人の正社員が退職しているという。
残業時間は100時間を超えるそうだ。
短期間に3分の1の人数が退職しているのは異常と考えてもいいだろう。
求人情報などをググってみると、どうやら宅配弁当の生産工場の作業従業員が不足しているようである。
ナッシュは、本社勤務、製造工場、倉庫管理業に分かれている。
求人情報によると『1日に約6万食の弁当』を製造・発送しているらしい。(興味があれば「ナッシュ 求人」で検索してみてください)
ナッシュは毎週新メニューを発売しているので工場やECサイトの管理更新など労力は常に大変であることが予想される。
本社勤務者も、このようなモラハラがあっては、働く気力も損なわれるのだろう。
気になるのは残業時間100時間を越える件だ。
これがもし事実なら違法になる可能性がある。
私はさらなる調査が進むのではないかとみている。
月の残業100時間は労働基準法に違反
2019年4月(※)から働き方改革関連法が施行され、時間外労働と休日労働の合計時間が月100時間(以下「月の残業100時間」といいます)以上は、原則として、労働基準法違反となります。
残業100時間は違法か?過度な残業を課せられたときの対処法
※中小企業への適用は2020年4月~。
また、一部の業種で、月の残業100時間の規制が適用されなかったり、2024年3月末まで適用が猶予されていたります。
残業時間が100時間を越えないように誤魔化しや隠蔽、口封じがあるかもしれないが、実際に違法労働させられている社員は何らかの方法を考えた方がよいだろう。
ちなみに私自身、ナッシュの弁当を食べたことがあり期待して購入したが、残念ながら食べ残すほどマズかった。
企業体質が商品に現れているのかもしれない。
スクープ記事の内容は週刊文春10月13日号に詳しく書かれています。
興味がある人は一度読んでみてください。
ナッシュ会社情報
- 設立 2016年6月
- 代表者 代表取締役 田中智也
- 資本金 4億4,450万5,113円
- 従業員数 157人
- 平均年齢 31歳
- 事業内容 ■定額制低糖質食配送サービス事業
- 事業所 ■大阪本社■自社製造工場・物流センター