ケトジェニック中のチートデイを有効活用してさらに痩せやすくする
ケトジェニック中のチートデイを有効活用方法
ケトジェニックに限らずほとんどのダイエット方法は停滞期が来ます。
食べ飽きるということもあるでしょう。
体が慣れてしまい、それ以上変化しない時期が来たってことなんです。
恒常性=ホメオスタシスとは?
人間の体にはホメオスタシスが備わっています。
ホメオスタシス(恒常性)とは、一定な状態に保とうとする機能です。
体温、血液量、血液の成分など、同じ状態に保つ機能がないと、人間はあっという間に体調を崩してしまいます。
ホメオスタシスのおかげで、人間の体は一定に保たれています。
ダイエットで脂肪を落とそうとする時、はじめは痩せにくいはずです。
人によっては強烈に甘いものが欲しくなったり、空腹感を覚えるでしょう。
体の状態を戻そうとするからですね。
低カロリーの甘いもので誤魔化すのもひとつの手段です。
プロテインバーをときどき食べて甘いものへの欲求をかわしつつ、甘いものを徐々に絶っていくと良いでしょう。
太りすぎの人の場合、糖質制限中にはタンパク質と脂質中心に食事をしておけば、空腹を感じても栄養が不足するということがなく、健康的に問題はありません。
「お腹空いてるな」って空腹感を楽しみましょう。
砂糖不使用の炭酸水を飲んで紛らわすのもいいです。
クルミやアーモンドなどを食べるのもおすすめです。
しっかり噛んで食べると満腹感が得られます。
ダイエットの停滞期は誰にでも訪れる
ホメオスタシスでダイエットの停滞期は誰にでも訪れます。
停滞期の原因はこの2つ
- 体重が減って代謝も落ちている
- 体が慣れてしまいその状態を保とうとする
体重が少し落ちると代謝も落ちます。
ということは体重も減りにくくなるということです。
代謝が高いとはどういうことかというと、たくさん食べてもたくさん分解できるってことなんです。
つまりある程度は食べなきゃ代謝は落ちる!
ダイエットとは、筋肉を維持しつつ代謝を保ちつつ体重を減らしていくので結構むずかしいのです。
体重が落ちにくいからといって焦ることはないです。
そのほうがある意味健康であると言えます。
チートデイで体の恒常性を崩してやる
脂質に慣れてしまった体に糖質を入れることで代謝が上がります。
低糖質の食生活に体に慣れると、残念ながら体重の減り方は緩やかになります。
これを突破するには運動量を増やすか、一旦糖質(炭水化物)を戻してやることです。
筋肉に糖質(グリコーゲン)を入れてやると、体に活力も戻り代謝もアップします。
ここで課題になるのが糖質の摂り方です。
ストレス発散のチートデイに注意
ケトジェニック中のチートデイは好きなものを食べたいだけ食べると危険です。
もったいないです。
ケトジェニック中のチートデイは前述した通り筋肉にグリコーゲンを入れるようなイメージで摂ります。
カロリーオーバーは禁物だし、脂質の高いケーキやパンケーキを好きなだけ食べてもいいわけではないです。
天ぷらとかトランス脂肪酸を多く含む食べ物は避けたいところです。
塩っぱさがクセになるフライドポテトやポテトチップスはおいしいです。
でもケトジェニック中に摂ってしまうと、また低カロリーに戻した時に食欲を抑えるのが大変になります。
ジャンクフードを避けると、だんだんと食べたい欲がなくなってきます。
私の場合だと、2年ぐらいでポテチを「買いたい」「食べたい」という欲求がほぼなくなりました。
糖質は十分なカロリーを摂取すること
チートデイにはバターコーヒーやMCTオイルを摂るのをいったんやめて、炭水化物を中心に食べましょう。
炭水化物を食べる理由は、食物繊維を摂ることと、筋肉にグリコーゲンを溜め込むイメージでしたね。
炭水化物は白米、玄米、パンなど、ピザもOKかな、という感じ。
食物繊維やビタミンやミネラルが豊富なフルーツなども摂りましょう。
私はパンを食べるならベースブレッドを食べています。
パンを食べることにより、糖質エネルギーも摂れて食物繊維も摂れる。
ベースブレッドならタンパク質も13g以上摂れます。
ケトジェニック中のチートデイを有効活用 まとめ
「チートデイにハンバーガーを食べよう」っていうのが目標なら、ケトジェニックも楽しいです。
ケトジェニック中も、糖質を完全にゼロにするのではなく、活力と代謝が減らない程度には摂ってもOKです。
その量は人によって違うので、何回か調整しながら自分のベストの糖質量、チートデイの楽しみ方を見つけましょう。