ウォーキングマシンに効果ない?実際に消費カロリーを計測してみた結果
ウォーキングマシンはダイエットにおすすめ?効果がないという噂も検証
ダイエットを目的にウォーキングをしてみようと考えている人も多いはず。
負荷の高い筋トレをしたことがなく、運動といえばウォーキングぐらいしか思いつかないとか、そもそも運動によるダイエットをしたことがない人は、ウォーキングは大変おすすめです。
普段の健康維持のための運動にウォーキングは大変おすすめです。
ネットではウォーキングに関するデタラメな情報なども散見されるので惑わされないようにしましょう。
私自身マラソン大会に数年参加した経験もあり、野外でのランニング経験も数年あります。
現在でもジムで有酸素運動をほぼ欠かさずやっています。
その経験からウォーキングがどんなものなのか説明していきます。
ウォーキングマシンが効果なしと言われる理由
- マラソン大会に出る人がトレーニングをするには合わない
- ウォーキングマシンは実際に走るよりも走力がつかない
- ウォーキングマシンの方が楽に走れてしまう
- ウォーキングマシンはベルトが動いているので負荷が軽い
ウォーキングマシンには効果がないと言われるよくある誤解。
これらの理由には信憑性がありません。
マラソン大会や陸上競技に参加する人は、屋外でのトレーニングは必須なのは間違いないです。
屋外でのランニングは、コースや気温の違いでもパフォーマンスは確実に変わりますので、屋外でのトレーニングも必須になります。
大会などに出る人はもちろん大会と同じような環境の外で走ることをおすすめしますが、健康目的の場合は、外で走るのも室内のマシンで走るのも運動効果はさほど変わりません。
ここでは健康目的のウォーキングに焦点を当てます。
実際のところ一定時間ウォーキングをすれば必ずカロリーは消費します。
しっかりとマシンのベルトを蹴らないと体は後ろに持っていかれますし、ぴょんぴょん飛んでいればマシンでウォーキングができてしまうような構造ではありません。
どう考えてもトレッドミルでジャンプし続ける方が消費カロリー上がるよな(笑)
もしトレッドミルでジャンプし続けるような使い方をしていたら、ジムのスタッフに注意されたり、着地時の騒音で周りから苦情が出ることも考えられるので、ウォーキングマシンは絶対に正しいフォームで行うようにしてください。
健康目的ならウォーキングマシンでもまったく問題ない。
ダイエット目的ならトレッドミルの有酸素運動でも十分に効果がある。
運動未経験者にウォーキングは年齢関係なくおすすめ!
ウォーキングの素敵なところは、年齢や性別に関係なく誰でもできる。
ウォーキングって小さな子供からお年寄りまで誰でもできるんですよね!
何時間も歩くならツラいですが、効果的な時間だとどの年齢の人でもできる運動がウォーキングです!
ウォーキングマシンとウォーキングの大きな違い
人間は日光を浴びるとビタミンDを体内で生成します。
ですから、室内で行うウォーキングマシンだと日光を浴びないのでビタミンDが生成されません。
この場合食べ物やサプリメントでしっかり補うなどしなければなりません。
健康上、ウォーキングマシンのデメリットはこの1点のみです。
私の場合普段からサプリメントで、マルチビタミン&ミネラルを必ず摂っています。
ネイチャーメイドのスーパーマルチビタミン&ミネラルは1日1粒で、人間の体に必要なビタミンとミネラルのほとんどを取れるように設計されています。
価格も安く助かっています。
ウォーキングマシンの効果は?
実際にトレッドミルで消費カロリーを計測してみた結果
トレッドミルでウォーキングの効果を中強度で実感!
ジムのトレッドミルとスマートウォッチで消費カロリーや歩数や距離を測定してみました。
年齢50歳男性、身長170cm、体重61kg
トレッドミルの設定 傾斜レベル6 走行負荷レベル6
時間 | 消費カロリー | 歩数 | 距離 |
---|---|---|---|
10分 | 73kcal | 1248歩 | 1km |
20分 | 133kcal | 2477歩 | 2km |
30分 | 188kcal | 3742歩 | 3km |
私の場合、普段から運動し慣れているので時速10kmのペースで歩けました。
ほとんど軽く走っているぐらいの速さですが、あくまでもウォーキングの姿勢で行いました。
強度をもう少し下げると消費カロリーも歩数も距離も少なくなります。
身長や歩幅などの個人の体型で結果はかなり変わりますので、誰でも同じ結果にはなりません。
ということで、歩数や消費カロリーなんていうものは個人の体格や体力で変わります。
だけど誰でも同じ数値がひとつだけあります。
それが時間です。
20分運動すれば、誰でも20分運動しただけの結果が得られます。
記録的なことで言うと早く歩ける人の方が、距離も消費カロリーも多いわけですが、血行が良くなったりという健康面での効果はやった時間だけ誰でも結果が得られます。
ウォーキングを20分やるメリット
- 運動負荷はランニングより軽いのにランニングと変わらないぐらいの消費カロリーになる
- 健康目的ならむしろウォーキングの方が体にいい
ウォーキングをやってみて改めて発見したのは、運動効果はランニングとあまり変わらないということでした。
もちろんランニングの方が負荷が高いし心拍数も上がるし消費カロリーも多いです。
ですが、運動効果という側面で考えると、20分ランニングしたのとウォーキングしたのとでは大差はありません。
ランニングしたことがない人が20分走り続けることは難しいですが、ウォーキングなら20分ぐらいは大抵の人は歩けるでしょう。
しかも消費カロリーはある程度ある!
この違いは大きいはずです。
ウォーキングを20分以上やるデメリット
- 足への負担が大きくなる
- 疲労が溜まりやすくなる
- 糖新生で筋肉が落ちる可能性がある
トレッドミルで30分ウォーキングをしてみて改めてわかったことは、やはり体への負担が大きくなるというところでしょうか。
ランニングでも何度かやってますが、膝や足首や足裏などに痛みを感じる場合があります。
中強度のウォーキングでも長時間行うと、同じように足の関節への負担は避けられないでしょう。
疲労が溜まりすぎると体にストレスにもかかりますので、消費カロリーや歩数を稼ぐためにとにかく長時間歩くということをやってもあまり意味がないということです。
いやいや、全然余裕だよっていう人こそ気をつけてください。
気がつかないうちに体に負担を与えている場合があります。
20分以上やると下腹部に違和感を感じてきてエネルギー不足になっているのを感じました。
すぐにラムネを2粒、口に入れました。
エネルギー不足になると、筋肉を分解して糖質を作ってエネルギーに変える糖新生が始まります。
マラソンやランニングが好きな人がほっそりしていて筋肉量が少ないのは、筋肉がどうしても落ちるからです。
健康目的のウォーキングならそこまで体を追い込む必要はありません。
トップバリュのラムネは95%ブドウ糖
ウォーキング中にエネルギー不足を感じたので、いつも持ち歩いているラムネ(ブドウ糖)を2粒口に入れて落ち着きました。
ブドウ糖が主成分のラムネだと、砂糖と違いエネルギーとして使われやすいので運動する人のエネルギー補給におすすめです。
まとめ
ウォーキングマシンを使っても屋外と同じぐらいの運動効果を得ることができます。
ウォーキング時間の目安は20分。
筋トレの場合はトレーニングした翌日は休んだ方がいいですが、ウォーキングの場合は毎日やっても問題ありません。
とはいえ疲労が溜まっている時は自分の体と相談しつつ無理せずに休むようにしましょう。