ケトジェニックを行う期間の目安は?ケトジェニックの危険性もあわせて解説
ケトジェニックを行う期間の目安
ケトジェニックは1日で効果が出るなんてことはまずないです。
一定期間取り組んでやっと効果を感じることができます。
ケトジェニックの目的は主に2つ
ダイエット | 余分な脂肪を落とすダイエット目的で行うケトジェニック・ダイエット。 |
アンチエイジング | 糖質を控えて脂質をエネルギー源として使うことにより、糖化=老化を予防する目的で行うケトジェニック。 |
ダイエット目的は短期間(3ヶ月ほど)で行い、健康目的のケトジェニックは糖化=老化防止の目的で長期的に行います。
やる前に知っておきたいケトジェニックの危険性
ケトジェニックダイエットは効率よく脂肪を落とすことができるダイエット方法です。
ですが理解を間違っていたり、摂る量を間違えると体調を大きく崩してしまうので注意が必要です。
ケトジェニックで実際に私に起きた体調不良
- MCTオイルを摂り過ぎて下痢になったり体調不良になった
- 毎日飲んでいると胸焼けのような症状を感じた
私が主に感じた副作用的なことはこの2点です。
この2つはケトジェニックでよくあることらしいです。
私も「やっちまったな!」って感じで半日ベッドで横になってたことがあります。
ケトジェニックの危険性
ケトン体の血中濃度が高くなりすぎると体調を崩す。
血液中にケトン体が過度に増えると、下痢や嘔吐を起こしたり体調を崩します。
最悪のケースは寝込んだり病院のお世話になることも。
歌舞伎役者の市川海老蔵さんは、あやまってMTCオイルを多量に飲んでしまい、歩くことも困難になったそうです。
ケトジェニックの危険性を避けるには?
ケトジェニックの危険性を避けるには、MCTオイルやグラスフェッドバターの量を増やし過ぎないことです。
- MCTオイルもグラスフェッドバターも、いきなりたくさんの量を摂らない
- 少量から体に慣らしていく
- 1日に数回に分けて摂る
- 体調不良を感じたら量を減らすか、一時辞める
MCTオイルやグラスフェッドバターを一度に大量に摂ると、腹痛や嘔吐など、副作用的反応が出るため大変危険です。
MCTオイルを誤って大量に摂らないためには、MCTオイルがパックに小分けにされたものを使うのも一つの方法です。
私も一番はじめは5gぐらいから摂り始めました。
ケトジェニック初心者は、少し少ない目からはじめるのがおすすめです。
バターコーヒーの正しい作り方はこちらを参考にしてください。
ケトジェニックの効果がで始める期間は?
ケトジェニックの効果が現れる期間は、個人の体質によってかわるので一概に正解はありません。
ですが、私が行った結果から目安となる期間や体重の減り方をまとめました。
ケトジェニックの効果がで始めた期間
ケトジェニックの効果を感じ始めたのが2週間〜1ヶ月ぐらい経過してからでした。
始めてのケトジェニックダイエットで4ヶ月で4キロほど落ちました。
はじめの1ヶ月は原理がよくわかってなかったので体重変化はあまりなく、1ヶ月後くらいから体重は落ち始めました。
いつもより体重の減少がはっきり現れました。
ケトジェニックの食習慣を目標体重になるまで続けます。
1ヶ月で1キロ〜2キロ。
人によっては2キロ〜4キロぐらい痩せる場合もあるでしょう。
※体重の変化は体質や、ついている脂肪量で大きく変わります。
体脂肪率が低い人がさらに体脂肪を絞ろうとすると、当然大きな変化は期待できません。
ですがケトジェニックで体を絞り込むことはできます。
目標体重まで落とす期間の目安
取り組む期間を3ヶ月と考えて行いましょう。
- 1ヶ月で2キロ落ちる人は3ヶ月で6キロほど痩せることができる
- 1ヶ月で4キロ落ちる人は3ヶ月で12キロほど落ちる
これはあくまで仮説であり、理論上の数値です。
実際にケトジェニックに取り組んでみると、人それぞれ違う結果や課題が見えてきます。
ケトジェニックダイエットにチャレンジした人の声
ネットの声を拾ってみました。
予想以上の結果やどなたも試行錯誤して取り組んでいるのがわかります。
これはすごい努力です。
ケトジェニック以外にもいろいろ工夫されていると思います。
ケトジェニックでよくある疑問
まとめ
- ケトジェニックダイエットは3ヶ月を目安に取り組む
- 自分の体質、体調と相談しながら行う
- 停滞期が来たら一旦糖質制限をやめて普通に戻す
- 体からケトン体が減ったらまたケトジェニックに戻す
体には恒常性があるので、ある一定期間ケトーシス(ケトン体が多い状態)になると停滞期がきます。
停滞期が来たらケトン体を減らして体質を普通に戻す。
この期間に炭水化物を多めに摂って調節してみましょう。
1週間に1度ケトジェニック食をやめて炭水化物を増やすのもOK。
トレーニング前に炭水化物を摂るのもOK。
あなたの食事と運動の予定を考えて、あなたの食習慣を見つけましょう。