タンパク質は体づくりに必要な栄養素のひとつですが、不足していると体にさまざまなデメリットがあります。
タンパク質不足で起こる体の症状
- 筋肉が落ちる
- 筋肉が育たない
- 基礎代謝が低下して太りやすい
- 肩こりや腰痛になる
- 爪が割れる
- 髪の毛が抜けやすくなる
- 肌が老化しやすい
- ホルモンバランスが崩れる
- 集中力や思考力が低下する
筋肉が落ちる、筋肉が育たない
タンパク質が不足していると筋肉を作り出す原材料が不足してしまうので、筋肉がどんどん落ちます。
いくら運動しても筋肉が増えません。
基礎代謝が低下して太りやすい
筋肉量が低下すると基礎代謝量は低下します。
基礎代謝量が低下すると脂肪がつきやすくなり太りやすくなります。
基礎代謝量を上げるには脂肪を落とすか筋肉量を増やす必要があります。
肩こりや腰痛になる
筋肉が不足していると筋力もないので、体を使いすぎた時に痛めやすいです。
特に腰痛になる原因は体幹が弱いのがひとつの原因です。
体幹を鍛えることにより、体の姿勢も整い重い頭を支えることができるようになり、肩こりも軽減しやすくなります。
爪が割れる
爪もタンパク質からできています。
タンパク質が不足していると爪がボロボロになりやすく割れやすくなります。
タンパク質をしっかり摂ることはネイルケアの基本とも言えます。
髪の毛が抜けやすくなる
髪の毛はタンパク質からできています。
タンパク質が不足していると、枝毛や切れ毛、薄毛などの髪のトラブルが増えます。
薄毛の原因は皮脂の頭皮の血行が悪いのも原因の場合がありますが、タンパク質をしっかり摂ることで質のいい髪の毛が生えやすいです。
『筋トレすると禿げる』とも言われますが、タンパク質をしっかり摂って頭皮に気をつけていれば、むしろ髪の毛にはメリットがありました。


タンパク質をしっかり摂るようになって一番嬉しかったのは、何気に薄毛が改善したことです。
(個人差はあると思う)
肌が老化しやすい
皮膚もタンパク質からできているので、タンパク質不足だと肌の劣化が進みやすいです。
肌をきれいに保ちたいなら、1日に最低限必要なタンパク質の摂取は必須です。

美容に最も必要な栄養がタンパク質です。
ホルモンバランスが崩れる
ホルモンは主にタンパク質と脂質でできています。
栄養バランスが崩れた無理なダイエットに取り組むと、一時的に体重は落ちるがホルモンバランスが崩れて不眠になりやすくなったり、ストレスから過食に走る傾向もあります。
ダイエットに失敗した経験のある人は身に覚えがあるのではないでしょうか?
集中力や思考力が低下する
神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンは、タンパク質を原材料に作られます。
ドーパミンはやる気や集中力をアップさせてくれます。
セロトニンは気持ちを落ち着かせイライラや不安な気持ちを消してくれます。
ドーパミンもセロトニンも出にくいと、元気がなくなります。
元気を出して集中力や思考力をアップしたいなら、エナジードリンクに頼るのではなく、タンパク質をしっかり摂りましょう。

タンパク質が不足する原因
栄養バランスを意識せずに食事をしていると、炭水化物や脂質が多くなりがちです。
というのも、市販されている食品のほとんどが炭水化物中心のものが多いからです。
ちまたで売られている弁当やパンやお菓子は炭水化物と脂質が栄養の大半を締めます。
タンパク質が多い食品を意識して買わないと、ほぼほぼタンパク質が不足する状態になります。
タンパク質不足を解消する方法
タンパク質不足を解消する方法は、一番簡単な方法はプロテインを飲むことです。
プロテインパウダーは、1杯あたり15g〜20gほどのタンパク質を摂ることができます。

1日に必要なタンパク質量は50g〜60g程度です。
筋トレをしている人なら体重の1.5倍から2倍のタンパク質量が必要です。
タンパク質不足で起こる体への影響 まとめ
タンパク質不足だと、体にさまざまなデメリットが生じます。
筋肉が不足して基礎代謝が低下して太りやすいですし、肩こりや腰痛にもなりやすい。
爪が割れ髪の毛が抜けやすくなり肌が老化しやすい。
ホルモンバランスが崩れて集中力や思考力が低下するなど、タンパク質が不足していいことはひとつもありません。
ですが、現代人の食生活はタンパク質が不足しがちなのが現状です。

タンパク質が不足してるかも?って気がついた人はプロテインを飲んだり、タンパク質量が多い食材を知って改善しましょう。
