毎日筋トレすると筋肉が逆に痩せる理由
筋肉が完全に回復する前に筋肉を使うことで、筋肉の成長を阻害する恐れがある。
体にストレスが溜まって疲労が蓄積しやすい。
筋トレするとドーパミンが出て気持ちが良くなって、毎日トレーニングすることが習慣になる人もいます。
ですが、毎日筋トレすると筋肉は逆に痩せていきます。
カッコよく言えばアスリートのような細くて強い体つきにはなりますが、筋肉を増やしたボディメイクをしたい人にとっては注意が必要です。
筋トレを毎日しても筋肉が大きくならない?!
ダイエット目的ならOKですが、筋肉を大きくしたいなら筋トレを毎日していることこそが筋肉が大きくならない理由なんです。
毎日高負荷の筋トレをしても、筋肉が回復しないうちにまた筋肉を傷つけることになるので、結果的にどんどん筋肉が痩せていくということが起こります。

毎日筋トレするメリットはある?
毎日筋トレすると筋肉の成長の妨げにはなる可能性がありますが、デメリットばかりではありません。
- 心肺機能の向上
- 脂肪燃焼でダイエット効果が期待できる
- 筋トレの習慣化
毎日筋トレすることによって心肺機能が高まります。
運動で体を動かすと、糖質と脂肪をエネルギー源に燃焼するので、糖質と脂肪が燃焼されます。
人がエネルギー源として使う順番が、優先して使われるのが『糖質』、糖質が枯渇してきたら『脂肪』が使われます。
脂肪を燃焼させるためには20分程度の運動が目安です。

筋トレを毎日行うことで、適度な運動が習慣になり、血行促進やコリをほぐすメリットもあります。
毎日筋トレするデメリットはある?
- 疲労の蓄積
- 免疫力の低下
- 筋肉成長の妨げ
毎日ハードな運動をしてしまうと、日々疲労が蓄積されてコルチゾールも発生してしまいます。
コルチゾールは脂肪も分解してくれますが、筋肉の分解も促進してしまいます。
これが筋肉の育成を妨げます。
コルチゾールを増やしすぎないためにも適度な運動を心がけましょう。
筋トレの目安は寝て起きたらスッキリして疲労感が残っていない程度です。

疲労が溜まってしまうと免疫力が下がり、抵抗力が下がり病気になる可能性が高くなってしまいます。

体を動かすことは楽しいですが、疲れすぎない程度のほどほどにしておきましょう。